2015年10月17日土曜日

tiny...さんの個展へ


















手紡ぎ糸の作家さんである tiny...さん。
糸車を使い手の感覚で技法を使い分け紡がれる糸は
太くふわふわしたものから小さなポコポコが連なるものまで様々。
そして何と言っても色使いのセンスにいつも惚れ惚れなのですが
鮮やか 優しい 美味しそう 美しい 温かい 渋い 癒し  .... 
ひとつ一つの作品から感じ取れるイメージが本当に幅広い。

私は編み・織り・縫い、どれもできません。
それ故かわかりませんが
紡ぎ糸を素材として見て惹かれているというよりも
一つの作品としての存在感に惹かれているように感じます。
あの、偶然と必然が混じり合う造形自体が
好きとも言えるのかもしれません。




tiny...さんは 北海道在住で
年に数回 イベント出展で関東近辺にいらっしゃいます。

そして今回 10/15(木)〜11/3(祝火)の期間
鎌倉市にある「木木 -きぎ- 」さんというギャラリーで
作品の展示販売をされています。
木木さんは様々な糸や衣料品・生活雑貨を
取り扱うお店です。

















紡ぎ糸の他にも、手作りのアクセサリーや
帽子なども並んでいました*


今回 紡ぎ糸は好きなものを好きな分量
量り売りしていただけます。
私の場合、作品に使用させていただく際には
沢山の分量というよりも少しずつ色々.....の為、とても嬉しい*

相当の時間、どれにしよう どれにしよう ......云々。
時々、オーナーさんが優しく話しかけてくださって
じっくり選ぶことができました。

オーナーさんと色々とお話する中で
編みも縫いもできないという私の話から
「織り機があるので、少し織ってみませんか?」と。
tiny...さんの糸パックを使って
様々な糸を組み合わせて行くことに。

とても丁寧に教えていただいた後は
織り機と向き合いながら 一段ずつ織り進めました。


光さす 窓際で。
時折 江ノ電が通り過ぎて行きますが
静かで穏やかな時間です。

16㎝ほどのポットマットが完成です。
織りの作業の中では、無駄な糸が出ません。
糸の終わりと新しい糸の始まりを少し重ね合わせ
ぎゅぎゅと織り込めば縮絨して繋がります。

なんと言っても tiny...さんの糸の表情が豊かで
一枚の布になった時の楽しさを発見できたのが嬉しかったです*



来週10/23・24・25の3日間は つむぎ屋さんがOPEN!ということで
北海道からtiny...さんが糸車と一緒に 来店されます(^^)🌟
オーダーでお好みの色と形の糸を紡いでくださいますよ*


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