続いては展示した作品のご紹介です**
まずは組木絵編。もっと読む↓から追記へどうぞ。
木の香ギャラリーの白く広い壁面。
その場所のために生まれたと言ってもいいような「組木絵作品」
組木絵とは?から始まり.....この作品について展示前にブログに
綴った記事もありますのでよろしければ、ご覧ください*
まずは新作5点のご紹介。
金色の昼下り |
甘い果実がたわわに実る
秘密の木陰で待ち合わせ
夢見るクリスマス |
明日のために飾ったケーキ
いつの間にやら夢見の時が
流れる歌声 踊るデコレーション
目覚める頃に 素敵なひととき訪れる
予約いっぱいのスープ |
小さなお家の台所
今日のスープはグツグツ煮込むと赤やピンクにキラキラ光る
予約いっぱいとろけるスープ
白猫アリスもお待ちかね....
届け物の途中で |
しっかり抱えた大きなチーズ
今年も美味しくとろけるチーズ
大事に抱えて届ける途中
香りにつられて こんにちは
小さな店主といつもの朝 |
小さな店主が見守る朝は
おいしい香りとあたたかな朝
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新作は 「おいしい予感のする風景」というテーマに沿い
ヨーロッパの暮らしをイメージしたお話しの世界を描きました。
おいしい瞬間は食べている時だけでなく
その時を予感させるような 一場面.....
どのように感じていただけたでしょう。
今回は額装を奥行きのあるボックス型に変えました。
そのことで 半立体の中にも厚みを増すことができたので
大きな1歩かなと感じています。
その厚みから溢れ落ちる 影。これも一つの役割を担っています。
サイズも一回り大きくなり 木の表面のかすれ感も
思ったように取り入れることができました。
途中 あまりにもやすりがけの作業にへこたれて....
リューター(角などを取ったり彫りを入れたり研磨する機械)を
購入し 取り入れたのですが....
最終的には 自分の手で調整した具合が一番いい と実感。
色彩に関しては普段メインとしてはあまり使わない
赤紫・水色・茶色
並んだ姿がマンネリ化しないように心がけました。
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続いて 初代組木絵作品たちのご紹介。
「今日もこの場所で」 「いつも腕の中」 |
双子の乙女 |
きのこを逆さまにすると....乙女になるのです |
たゆたうあたたかな海 |
木の色を透かすように描いた白いレースはお気に入り |
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今回は3回目の展示ということもあり
1回目に展示した初代組木絵も並べました。
回を重ねるごとに少しずつ形を変えている姿を
並べてご覧いただきたい気持ちがあったからです。
組木絵に関しては個展においてそれこそ「旅の途中」とも
表現できるような作品でもあり....
実は初代の作品と並べるのは 恥ずかしさもありました。
実際には 旧作と最新作 その違いに気づいていただいて
お話しするきっかけになったり
冬の展示が定着して来て 人魚の絵は少しレアだったからかな
こちらの作品が好きです....!とのメッセージも残っていたり...*
色褪せない部分も感じられて嬉しかったです。
変わったり試行錯誤していたり....
その姿を見ていただくことができるのも
個展というものの凄さだなぁと改めて感じました。
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